スキー、登山、キャンプなどのレジャー用にアマチュア無線を使っていた私がデジタル簡易無線乗り換えた理由を解説していきます。

これだけ無料通話があっても無線が便利な理由

一般的電話、電話アプリは通話をしている最中のみ連絡をとることができます。バイトで無線を使ったことがある人ならわかりますね。それに対して無線のシステムでは同じチャンネルにいる複数人が電源が入っている限りいつでも連絡をとることができます。電話をかけっぱなし状態に近いと言えば近いシステムです。が、電話と違って通信回線なしに、ネットにも依存せず、機械と機械が直接やりとりをする仕組みになっています。そのため通信の悪い山奥だったりコールに出られなくても連絡ができるのが非常に嬉しい点です。

無線の種類と法律

アマチュア無線

有名なアマチュア無線ですが、知名度ゆえに、最初に検討する方も多いと思います。が、不特定多数と連絡するいわば昔の出会い系的な使いかたに興味がないなら、本当に用途がありません。（個人の感想です）アマチュア無線では免許は個人が持つので、免許を持っている人以外が通信することは法律で禁止されています。

特定省電力無線

特小無線ってやつです。アマチュア無線との差は免許がいらないかわりに、通信範囲が狭くなっています。工事現場、店内の連絡用などの狭い範囲で使われます。

デジタル簡易無線

特定小電力無線が0.01Wでデジタル簡易無線は最大5Wと500倍の出力の違う無線機です。山間部での通信にも出力があるので安心して使用できます。が、特定省電力と違って、機械自体に免許が必要です。申請と登録をすることで使うことができます。アマチュア無線が人に対して免許がつくのに対して、デジタル簡易無線では機械に免許がつくので、複数個買って友達に貸すことができます。それがほんとに良い。パーティー全員にアマチュア無線の免許を取らせるって相当無理な話なので、特定省電力かデジタル簡易無線がおすすめです。

アマチュア無線を売ってデジタル簡易無線を買った

私がよく遊びに行くパーティが３人なんですが、今まではそれぞれがvx-8っていう結構高級な無線機を使っていました。それだとその３人しか通信ができないし、、、不特定多数との交信で知らない爺さんと話す趣味が無い私としてはアマチュア無線は向いていませんでした。それで出会いを求めるなら、ツイッターとか出会い系やった方が絶対出会えます。そういう経緯もあり、三人のアマチュア無線を売って、アイコムのdpr-6というデジタル簡易無線を６台購入しました。必要な時はパーティー3人の6台を集めて貸し出し用にもできます。そんなこともできるデジタル簡易無線はほんとに良いです。

無線機のおすすめアクセサリー

貸し出し用のサブ機の他に自分のメイン機にはマイクスピーカーをつけておくのがおすすめです。

本体をバッグやに入れて、スピーカーマイクを胸元に持ってくることで無線を落とす心配なしに運用することができます。今のところ未定ですが、無線用のイヤホンマイクをもう一台に用意すると通信が楽になるかなーと思っております。ハードなアクティビティの時にこけたりした際にコードの断線が心配でまだ買っておりません。外遊びの多い方にこそお勧めしたい通信ガジェットでした。男心をくすぐるので、一度は使ってみたいオモチャです。